素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
雨上がりの入り口で
傘を畳む瞬間がなぜか少しだけ好きです。
小さく揺れる雫が
先端からぽたりと落ちる音や
しっとりとまとわりつく空気の中に
静かな色気が漂っている気がして…
お店の軒先で傘を畳んだとき
手首をつたって落ちた一滴が
ひんやりと肌に触れて
ふと息をのんでしまいました。
服の袖から滑り落ちた水が
二の腕をなぞって
肘のあたりまで伝っていって
誰かの指が触れたような錯覚すら
覚えてしまったのです。
こんなふうに感じるのは
きっと、心のどこかで「触れてほしい」と
思っているからなのでしょうか。
梅雨にも入ったので
貴方様に触れてほしくなる瞬間が
増えるかもしれません。