素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
松岡はなは、2025年3月12日をもちまして
エルカーヒルを退店いたしました。
重ねた秘密は、美しい郷愁へと姿を変え、
私はひとりの貞淑な妻としての日々に戻ります。
もう返事の届かないラブレターは、
鍵付きの箱にそっとしまって、永遠に――。
今年はめずらしく、新年度の始まりに桜が咲いていましたね。
その光景がとてもきれいで、心がほっと和みました。
就職活動をしたことがない私は、街ですれ違う新入社員の方たちがなんだかまぶしく見えて。
真新しいスーツに身を包んだ姿が、とても初々しくて、少し憧れを抱いてしまいます。
私がドレスを着るようになって、気づけばもう2年が経ちました。
最初の頃は、自信が持てなくて。
日々の写メ日記??まるでエントリーシートのように感じていたそれも、上手に書けずに悩むことが多かったんです。
そんな私のつたない言葉に目をとめて、
「採用」してくださったこと、今でもとても感謝しています。
春になると、桜は美しく咲いて、そして潔く散っていきます。
その姿に「美しさとは何か」を教えられる気がするけれど、
やっぱりちょっと切なくて、胸がきゅっと締めつけられるような想いになりますね。
その思いやりの深さに
涙がほろり
桜の花びらみたいにこぼれました。
それはきっと私の深いところで静かに留まっていたものが不意に流れ出した瞬間でした
心の奥で名前もないまま佇んでいた気づきたちが、
今やっと「ここにいていい」と感じられたのかもしれません。
言葉って、完全じゃないけど
だからこそ人の間を漂いながら、誰かの心に寄り添うことができるんですよね。
下手なりに一言ずつ紡いだ言葉のおかげで
この想いのなかにそっと手を伸ばしてくれるあなたに出逢えた。
それはもう、欲望というより共鳴に近いものだと
図々しくも感じてしまうの。
この広い世界の中から直感を信じ心を交わそうと選んでくださったことが本当にありがたく、
深い尊敬とぬくもりを感じています。
あなたのおかげで、はなは咲けました。
ここでの秘密があなたにとって少しでもあたたかなものであったなら、私はそれ以上を望みません?