素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
好きなものごと、興味のあることを、自分の言葉できちんと語れる人がすきです。
世間が私たちに与える流行やさまざまな事象に流されることなく、自分の価値観で物事を受け入れ、それについて考えて選別していく。
わたしはそれが、すごく大切なことだと思っています。
自分の考え、その芯をきちんと持っていれば、ちょっとやそっとじゃへこたれませんし、流されることもありません。
そうありたいです!
そのためには日頃から学びを忘れず、謙虚に、知識欲を高く持つ必要がありますよね。
年齢とともにそういった脳の機能は弱まっていくそうなので、頑張って老化に抗いたいと思います?(笑)
中学のころ、みうらあやこさんの「孤独のとなり」という本を読んだ時、『謙虚であれ』という言葉が何度も繰り返されていたのが印象的でした。
もう一度読み返してみようかな…
内容はほとんど忘れてしまったけど、その言葉だけは記憶に残っています。
周りに流されず、自分が良いと思ったものを追求し続ける。そんな自分を持っている人が好きですし、尊敬します?
中学のころです。
毎日通る道沿いで工事がはじまりました。
人通りも少ない、住宅街に面した道です。
そこには警備のおじさんがひとりいらっしゃいました。
そのおじさんは数日目からわたしに気づき「行ってらっしゃい」と声をかけてくれるようになったのです。
うつむいて歩いていた私は、自分にかけられた声におどろきつつも、うれしくて、小さな声で返事を返しました。
あたたかく小さな交流とともに、そんな工事は1ヶ月は続いたでしょう、ある日「行ってらっしゃい、おじさんは今日で最後だ」と言うのです。
「行ってらっしゃい」以外の言葉を発したおじさんにびっくりしてしまい、私は歩みを止めぬまま「そうなんですか」と素っ気ない返事をしてしまいました。
とても根暗で引っ込み思案なわたし、そんな自分をとてももどかしく思い、どうにか返そうとしたけれど言葉が出ません。そのままうつむいて学校へ向かいました。
いまでも思い出して後悔しています、「ありがとう」と、あのおじさんに笑顔で返したかったなと。
わたしを毎日見守ってくれたあのおじさん、いまはなにをしているのかな。
出会いと別れは突然やってきますね。
だからこそ、その時間や機会を大切にしたいと思います。
だからこそ、あなたに伝えたいです。
出逢ってくださって、ありがとうございます。