一面が真っ赤に染まる彼岸花が咲く季節となりました。
今井はそんな彼岸花と、この業界にいる女性たちは、どこか似ている気がしています。
同じ美しく華やかなタイプのお花でも、薔薇や牡丹とはどこか違っています。
薔薇や牡丹は、花瓶に飾ってもらったり、お庭に植えられて、いつも近いところで愛でてもらえるのに。
彼岸花は、どんなに綺麗であっても、お家には飾ってもらえない。
お墓に多く生えていて、ちょうど秋のお彼岸に花を咲かせる彼岸花は、有毒なこともあり、死を連想するようなものと縁が深く、「幽霊花」「捨子花」等々言われてきた歴史があるそうな。
そんな不吉なお花をお家に迎えてくれる人はいないのです。
その為、彼岸花を愛でようと思ったら、彼岸花の咲いている場所まで出向かないといけなくて、摘み取る事なく帰らないといけない。。
そう考えると、やはり、彼岸花と私たちって、似ていませんか。
お彼岸の頃、一面にぱっと咲き誇ったと思ったら、いつの間にかひっそりといなくなっている。。。
そんなところも。
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