こんにちは^^
先週は中秋の名月でしたね何でもない日に敢えて月を眺める機会は少ないですが、この日ばかりはちゃんとお月見をしてしまいました
月が出た景色とか月の光だとかは風流なものとしてよく和歌に詠み込まれたりしていますが、かつては月そのものをまじまじと眺めることは忌むべきこととされていたようです
昔の人は月面に何かを見てしまうことを恐れたのでしょうかそれとも月に魅入られて、"むこう"へ連れて行かれるのを恐れたのでしょうか…
お月見をしながら、月もまたこちらを覗いていると考えたのではないかなと、ふとそんな事を考えていました………………………………………………
今回は映画のはなしです1979年公開、沢◯研二主演、長谷◯和彦監督「太陽を盗◯だ男」
昔から時間があると本ばかり読んでしまうのですが、文字の世界にこもり過ぎるのは良くないかなとも思っています休み中に配信されていたのを何となく観て、印象的だったのでここで書いておこうかなと思いました
作品のあらすじは、沢◯研二演じる中学校の理科教師が発電所からプルトニウムを奪
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映画には全然詳しくないので他の作品と比較したりはできませんが、設定には結構無理があるし、乱暴で無茶苦茶で一見"昭和のB級映画"という感じですでもなんとなく、最近の作品より凄味があってギラギラした感じがするのですよね役者と製作陣の気魄に惹きつけられてしまいました………………………………………………………
映画の中でも描かれますが、社会はバブル前夜、経済成長の安定期に入り人々は自由と娯楽を謳歌し消費に耽りますそういう喧騒に包まれた社会の片隅で、ひとり原爆の製作に夢中になる理科教師は孤独に満ちていました
戦後の日本は物質的な豊かさを実現したけれど、その繁栄に空虚さを感じているのは主人公だけでは無かったはずです
そんな社会の空気に抗ったのが三島◯紀夫で、そういう社会に対する破壊衝動を描いたのは村◯龍でしょうか…
以下ネタばれが含まれます
映画の最後、沢◯研二扮する理科教師は時限装
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でもきっとあの爆弾は爆発しないのでしょう虚ろに繁栄する社会は吹き飛ばされることのないまま、現代まで来てしまいましたからねあの理科教師を通して、みんなが薄々抱き続けることになる破滅願望を覗くことになるのだと思います脚本と監督の先見の明には脱帽ですね( ´`)
ふつうのゆで卵も♀