プレミアム

TEL:044-589-6370(当日)・044-589-6371(前日)

PHOTO DIARY
写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

プレミアム
Momoe
T158.B82(C).W56.H83

Momoeの写メ日記|プレミアム 川崎高級店ソープ

2024.12.19 09:25
推すこと


おはようございます
毎日冬らしい寒さが続きますね陽が傾くのも早くなって、14時ごろでもう夕方みたいな西日なので何だか寂しい気持ちになります
明後日の冬至を過ぎればだんだん昼間が長くなりますね冬本番はこれからですが、早く春にならないかなあと思っています
本日15:00〜23:00、明日13:00〜23:00で出勤していますお時間があればぜひ^^
………………………………………………………
今回は宇佐見りん「推し、燃ゆ」2020年の芥川賞作品です
あるアイドルグループのメンバーを猛烈に「推す」ことに全てを懸ける、ひとりの女子高生が主人公ですある日、彼女の「推し」がファンを殴ったというスキャンダルよって「炎上」してしまうのですが、やがてそれは主人公の推し活、延いては日常にも影響を及ぼしてゆきます…
主人公のあかりにとって皆が普通に出来ることが彼女には難しく、学校や日常の生活に大きな困難を抱えていますそういう生きづらさに苦しむ中で、彼女は推しを推すことは人生の「背骨」となっており、「生きる手立て」であると言い切るのです
?錫鮠わたしは今までの人生に「推し」と呼べるほどの対象がいたことがありませんなので「推し活」というのが理解し難いというか、勿論好きなものにお金を使うことの楽しさは分かるのですが、彼女乃至彼らを推し活に突き動かすものは、恋とか愛とかそういう類いばかりではないような感じがしますじゃあどういう気持ちが原動力となって、お金と時間を推しに費やしているのかなと常々疑問に思っていたのです…
推し活に対するスタンスとかモチベーションは様々かもしれませんが、きっとこの本の彼女みたいに、誰もが大なり小なり抱えている欠乏感を埋めるため、という人たちも多いのかもしれませんね
気になったのは、次の言葉です
『……ステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。相手と話して距離が近づくこともない、あたしが何かをすることで関係性が壊れることもない』
自分から推しへの想いはどこまでも一方的で、そして距離も一定ですそして推しに見返りを求めないからこそ、受け取りたいものだけを受け取ることができるのですよね
でも苦しみの中で自分を支えたり、人生の核とするにしては「推し
」は脆すぎるような気がします推しとか推し活から得られるのは一時的な興奮であって、主人公が抱えているような欠乏感、生きづらさの根本的な解決にはなり得ないのでしょう…
最後にちょっと私の考えを述べると、「推し活」というのは日常への「効きが良い」のだと思います供給されるグッズやイベントにお金や時間を貢ぎ、それを同じ界隈で共有することによって一層の興奮が生まれるスポーツとか楽器とか、何かに打ち込んで練習を重ねて成功体験を得るような趣味よりも、興奮へのアクセスが簡単なのではないかと思いますこんなにタイムパフォーマンスが良い趣味は他になさそうですから、多くの人が打ち込むのかな、なんて考えました
冬はラーメンに限ります

2024.12.07 11:18
即興のこと


こんにちは
最近よくみかんを食べています
小さい頃冬休みおばあちゃんの家に行くと炬燵にたくさん積んであって、剥いてもらったのを思い出します白いスジっぽいのが嫌で、結局自分の気が済むまで綺麗に剥いてから食べていたのですけどね…いまはあれを除けるのが面倒になって、気にしないことにしてまるまる食べてしまいます…笑
でもあの白いヤツ、栄養があるみたいなので取らない方が良いらしいです( ´`)
今日13:00〜24:00、明日15:00〜23:00で出勤しますお時間があればぜひ^^
………………………………………………………
今回は南博「白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-」
著者は今も活躍するジャズピアニストですこの本は彼の学生時代と、ピアニストとして銀座で過ごした数年間を回顧した自伝エッセイです
恐らくピアノをやる多くの人がそうであるように、著者も最初はクラシックから音楽人生を歩み始めますしかし高校時代にキース・ジャレットのレコードを聴いたことをきっかけに、ジャズの世界へ足を踏み入れてゆ
?里任
私は音楽をあまり聴きませんが、キース・ジャレットだけはちょっと知っていました彼の演奏を初めて聴いた時、奏者の気持ちの昂りとか緊張感を聴き手にここまで共有し得るサウンドがあるのだな、と感動しました…そしてすごくかっこいいなと思ったのですだから、著者もきっと同じような印象を抱いたのかなと思うと少し嬉しかったです笑
著者は音大を出た後、留学費用を稼ぐために銀座の高級クラブでバンドのピアニストを務めます時代はバブルの真っ只中で、いろんな物凄いエピソードが語られていて面白かったですでも一番印象的だったのは海外から来たシャンソン歌手に著者がかけた言葉
     『我々は家具、調度品の部類で、それなりに雰囲気を出していれば充分なのだと……』
クラブのお客さんは飲みに来ているだけで、バンドの演奏なんかほとんど聴いていませんそういう環境で毎日毎日曲を弾き続けることが、音楽を志す若者にとってどれほど過酷だったのか、自分たちの音楽がこの場の誰にも届いてないという事実を自ら口にすることが、どんなに悲しいか…この時の若き著者の気持ちを思うと、すごく
切なかったです( ; ; )
音楽に対する純粋な気持ちは保ちつつも業界に染まっていく著者の二面性とか、銀座に流れ着いた人々が覗かせる葛藤とかが自然体な文章で描かれていますこの本は、そんな状況でも腐らずに楽器を続けた自分と彼らに捧げたエレジーということでしょうか………………………………………………………
人生はピアノの白鍵と黒鍵のように喜びと悲しみが交互に、そして偶には不規則にやってきて上がり下がりを繰り返すものですよねでもたぶん白鍵と黒鍵の間にも音色は無限にあって、そういう割り切れない音によって人生は進行していくのだと思います私は音楽理論とか演奏の技巧的なことはぜんぜん分からないのですが、著者のピアノを聴いてみて、ジャズはそういう譜面に乗り切らない感情たちを即興的に拾い上げる音楽なのかなと思いました…
たまには味噌ラーメンです

ARCHIVES

navigate_next2024年12月
navigate_next2024年11月
navigate_next2024年10月
navigate_next2024年09月
お店に電話する phone_forwarded