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PHOTO DIARY
写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

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Momoe
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Momoeの写メ日記|プレミアム 川崎高級店ソープ

2025.02.28 07:26
続編のこと


おはようございます
2月も今日で終わりですねここ数日で急に暖かくなって、春が近いのかなと思うと気持ちが明るくなります
少し早いですが、今年はどこにお花見に行こうかなと考えています…都内の名所以外にも行ってみようかな
本日13:00〜24:00、週明けは3/3 15:00〜24:00で出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
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今回は遠藤周作「悲しみの歌」ですこの間同じ作者の「深い河」について書きましたが、あれ以来他の作品も読みたくなり手に取りました
戦時中の生体解剖事件を扱った「海と毒薬」の続編になりますが、「海と毒薬」を読んでいなくてもちゃんと面白いです
主人公の医師勝呂は、戦争中に背負った暗い過去を隠しながら東京で小さな診療所を開いていますある時、彼の過去を暴こうとする新聞記者が現れてから、勝呂医師の犯した罪に関する噂は町に広まってしまいましたそれでも彼の元には様々な事情を抱えた患者が訪れ、勝呂医師は自らの過去と葛藤しながらも彼らに救いの手を伸ばし続けます許されない過去と孤独を背負い
覆?蘋犬?訃]ぐ綮佞呂笋?董∪鏝紊凌諭垢?兇蠅?兇"正義"の元で罪の意識に苛まれてゆくのですが…
遠藤周作はクリスチャンだったため、キリスト教を題材とした作品を多く書いていますこの小説は直接的に宗教を扱っているわけではありませんが、ある登場人物にイエスを仮託しているようにも見えました
他の作品もいくつか読んで思ったのですが、作者の物語には一貫して「なぜ人は神を信じるのか」という問いがあるようです神は様々な不条理や困難に苦しむ人間を救わないし、現実だって戦争とか災害とか、小説以上に残酷なことばかりですそれでも人々は神の存在を受け入れその教えに縋るのは何故か、神とは何なのか…そうした信仰に関する根源的な問いについて、この小説では「赦し」がひとつの答えになっている気がしました最も晩年に書かれた「深い河」では神をもっと内在的な存在として、愛そのものと考えたのではないかなと思います作者の人生に伴って変遷する宗教観を辿るのも面白いですよ…
銭湯にて瓶の牛乳、製造中止のようです

2025.02.21 07:17
老いた先のこと



おはようございます
遅番の後はラジオを聴くことが多いですなんとなくですが、パーソナリティが二人よりも一人でやってる番組の方が好きです笑なんでですかね…
一対一の感じが楽しいからでしょうかテレビではそんなこと思わないのですけど
いつもどうでもいいことをぼやいてすみません<(_ _*)> 
本日15:00〜24:00、明日9:00〜15:00で出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
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今回は藤沢周平「静かな木」です作者が晩年に書き下ろした短編が3つ収録されています先日外出の際に電車に乗った時に読み始めて、一時間弱の目的地に着く頃には読み終わってしまいましたそれくらい分かりやすい文章だし、面白いので集中して読めてしまいますちょっとおかしみのある話、じんとくる話が収められていて温かい気持ちになります

表題の「静かな木」は、隠居した布施孫左衛門という武士が息子が巻き込まれた揉め事を解決するために、不正によって出世したかつての上司と果たし合う物語
老いに身を任せ古木を眺める
砲弔韻討眇誉犬鰕海狷?垢世辰刃敬雹里???紡儘気契亀舛魎咾?海箸如慇犬?討い譴弌△茲い海箸發△襦戮反誉犬鮃猟蠹?忙廚┐襪茲Δ砲覆辰浸僂?瓦砲犬鵑箸?泙靴
でもきっともっと齢を取って人生の楽しみも哀しみも経験した頃には、本当にこの主人公に自分を投影できるようになるんじゃないかなと思いますその時に「たしかにそうだよな」と思うのか、「現実はそんなことない」と思うのか…できれば前者のような感想を抱けるように生きたいですねでもたぶん人生は不条理ばかりですから、それに絶望しきらないようにしないとなあと思います
この物語を書いた頃の晩年の作者は、どんな風に思っていたのでしょうね…

藤沢周平の作品は市井の民とか下級の武士とかふつうの人々が主人公です作者の紡ぐ物語を読むと、そういう人々が清く誠実に生きる様をしらけた目で見ることなく、素直に受け取ることができる気がします
たとえフィクションであっても、美しい世界があることに生かされている人間もいるのです…

たまにはうどんです(o´▽`o)

2025.02.08 07:17
相反すること


おはようございます
最近家でお灸をやっていますツボの場所にはちゃんと現代医学で説明できる根拠があって、調べると面白かったです効き目はまだよく分かりませんが…笑でも「もぐさ」に火をつけると薄く煙が立って、その匂いだけで少し落ち着くのでもう少し続けてみようかなと思います
本日15:00〜24:00、明日13:00〜23:00で出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
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今回は筒井康隆「薬菜飯店」です1986年から87年に発表された短編をまとめて1988年に出版されました現在はおそらく絶版になっていて、古本として売られているものはプレミアがついてかなり高くなっています(;)なのでわたしは電子書籍で読みましたデジタル化の恩恵を享受しています…

表題作の「薬菜飯店」は、ある男が場末の中国料理店で謎の料理を食べた途端身体から様々な毒素が排出され、健康体を取り戻すという物語…
出てくる料理の描写がすごいです怪しげな食材を使った聞いたこともない料理たちが視覚、味覚、嗅覚にわたって瑞々しく描か
譴討い董??曚凌?拱?里呂困覆里某矇靴發里覆里任后弔靴?靴海譴世韻能?錣蕕覆い里??羚?瓦如?瓜?某搬里防堋瓦鬚發燭蕕靴討い燭△蕕罎詁覗任?嘶?気譴詬融劼眤臺僖螢▲襪防舛?譴泙后,海海砲呂箸討盻颪韻覆い阿蕕げ蕊覆覆里任垢??按貪?鳳??颪?譴襪海箸妊掘璽鵑?犬?犬?箸靴討?董?睛討鰐巴禧戝磴覆里砲修鵑覆飽??覆ず酩覆糞い?靴討?泙洪?拱?版嘶?箸いα衄燭垢襭欧弔?称?靴討靴泙Δ里??羚?乾錙璽襯匹任垢諭
他にもいくつかの短編が収録されていますと言っても「薬菜飯店」のようなエログロや他にはスプラッター、バイオレンスがほとんどで、一つだけ収められているタイムスリップSFだけはまともな内容かと思います作風に二面性ありすぎるようですが、文学には不快が必要ということをどこかで筒井氏が述べていました作者と読者、テクストと読む側の意識には葛藤があるべきだと確かに、美しいものをさらさらと読んでいるだけではつまらないですね筒井康隆が滅茶苦茶なものを書き続けるせいで、私たちは葛藤を続けられるのかもしれませんね…
卵がツヤツヤでした!

2025.02.01 07:28
玉ねぎのこと


おはようございます
今日から早くも2月ですね
最近は野菜が高くて、スーパーの野菜売り場に行くとびっくりしてしまいます…先日カレーを作ったのですが、いろいろ野菜を入れると大変なのでまだ安い玉ねぎを沢山使いましたこれはこれで美味しかったです笑もはや外食した方が安くたくさん野菜を摂れそうですね…
本日13:00〜23:00、明後日15:00〜24:00で出勤しますお時間があればぜひ^^
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今回は遠藤周作「深い河」です様々な境遇の男女が、それぞれの目的を持ってインドに旅をします何のために遥々インドまで来たのか、彼らが抱えて来た苦しみが明らかになるのと同時に宗教とか神について語られるお話です遠藤周作の晩年に書かれた作品で、クリスチャンであった作者の宗教観が表れていると思います
物語の中でキリスト教徒で神父になろうとする青年が、彼の生き方を否定する女性に神という言葉を「玉ねぎ」という身近なものに置き換えて話をします玉ねぎ(神)は存在ではなく働きのようなものであり、その働きとはつまり
「愛」のことであると…
宗教についてあまり考えたことが無くても、この言葉は腑に落ちたというか、心に残りました戦争とか災害とか不条理なことばかりの世の中でも多くの人が未だに宗教を信じるのは、キリスト教に限らず、結局は信仰の対象が「愛」という普遍的な感情に辿り着くからなのでしょうね…
この物語の登場人物たちは、先立った妻の生まれ変わりを探す夫や、戦友を亡くした老人、病のつらさを慰めてくれた動物を失った男など、みな喪失に苦しんでいましたそれを癒したのは生も死も苦しみも穢れも全てを受け容れるガンジス川の流れだったのです自らも大河の流れに身を委ねた彼らの心には、失った者たちがちゃんと愛として転生していて、その愛に生かされていくのかなと思います
作者は人生の最後に、神を愛として、自分の内側に見出したのでしょうね重いテーマですが、すごく良い本に出会えました^ - ^
卵忘れました…( ; ; )

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