こんにちは
今週はだいぶ暖かくなる予報が出ていますね先日雪が降ったと思ったら、もう4月並みの気温になるそうです三寒四温と言いますが、こういう季節のうつろいを感じる時期は無くなってしまうのでしょうか…
本日15:00〜23:00で出勤ですお時間があればぜひ^^
………………………………………………………
今日は西村◯太「苦◯列車」です2011年に芥◯賞を受賞しています
(本当は今年の芥◯賞、九段◯絵「東京◯同情塔」について書きたかったのです…色々と思ったこと感じたことがあり、それらを書いては消しを繰り返していたのですが、いつまでも収拾がつかないのでちょっと保留です)
本作は中卒で日雇い労働をしながら、その日暮らしをする少年が主人公ですしかしこの主人公が最悪で、性格は卑屈で粗暴で短気で見栄っ張り、友達も恋人もおらず稼いだお金は全て風◯と酒に使い込み、家賃は滞納を重ねて安アパートを転々とする始末…作中では終始、彼の生活の有様や心情、他人との僅かな関係、心を占める孤独が淡々と描かれてゆきます
実はこの作品、少年に作者自身
を投影した私小説なのです「1割の話を面白くする”盛り”を除けば、9割は実話である」とのことこれを踏まえて本作を読むと、作者がとんでもなく下衆な人間に見えるかもしれませんが、私は彼の人間臭いところがとても好きです笑
作中では社会の最底辺とも言える生活が赤裸々に描かれています主人公はまだ10代ながらも楽しいことなんか全然起こらず、夢も希望も未来も全く見えない中で人生こそ苦役であると悟りますそれでも妙に暗くないというか、孤独で貧乏でもそんなに悲観していないようなのです彼にとってはそれが当たり前だからでしょうか
社会に悪態をつきながらも、誰かを陥れたり弱い者を虐めたりせず生きている姿はいっそ清々しく思えました
主人公の生い立ちとして、彼の父は犯罪を犯して捕まっており、そのことが彼の成育環境にも人格にも大きな影響を与えています
彼の育ちに限らず、現実の私たちの人生もままならないことばかりですね覆し難い境遇、自分ではどうしようもないことをプラスの原動力として凄まじい努力をできる人もいれば、そうではない人もいる…きっと私も含めて多くの人は「そうではな
ぁ彗Δ世隼廚Δ里任垢?∈鮑?亮匆颪任呂泙襪任修譴??い海函?垓?料瓦討麓?弊嫻い任△襪?里茲Δ壁??任梗匆颪陵?廚鮃佑┐譴个修譴?杵世覆里?發靴譴泙擦鵑?△劼箸蠅劼箸蠅凌誉犬塙?,砲箸辰討浪未燭靴討修譴?崟飢髻廚覆里任靴腓Δ
この本を読むと「そうではない」側であることを肯定されている気がしました
うずら多めです