2024.01.31 20:55
ライトノベルで読むボーイ・ミーツ・ガールな本格派SF
おはこんばんは〜ライトノベルはゆる〜いなろう系よりもゴリゴリ硬派な架空戦記が読みたい!ミクモさんです。
ガ〇ダムSEED FREED〇Mを見て、何でもかんでも恋愛で片付けられたくないと思う反面、戦う動機が愛というのも悪くない!なんて矛盾したことを思っております。
ということで、今回は一時期かなりハマったボーイ・ミーツ・ガールなライトノベルなのに本格派SFでもある-86-エイ〇ィシックスについてです。
舞台は亡国である軍事大国が残した負の遺産・自動戦闘機械レ〇オンに脅かされる架空の世界。世界初の民主国家であるサン=マ〇ノリア共和国でレ〇オンと戦う『無人』兵器の指揮官である少女と、人知れず最前線で戦う少年の物語です。
まずタイトルの86(エイ〇ィシックス)は外国人お断りという意味の差別用語です。本作中では戦争に疲弊する自国の生活を維持するため、古来からその地に住んでいたとされる白髪の民以外の『色付き』と呼ばれる国民を国外追放し戦場送りにしたというエピソードがあります。
レ〇オンの侵攻から国を取り囲む壁の内側に
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差別は良くない、もっと壁の外のことを知ってと非差別を信念とし、壁の外にいる同世代の少年少女たちと通信越しに積極的に関わろうとする彼女だったが……
1巻を読み終わった感想としては、こんなに重く・深く・後味の悪い話が果たしてライトノベルと言えるのか……〇〇かっわい〜いといったコミカルでおちゃめなサービスシーンもある一方、全体的に差別についてや人間とは?といった問いかけが多く、かなりテーマ性が重いと感じました。
今自分が訴えている非差別思想は本当に当事者が望むことなのか。そもそも壁の外のことを何も知らない内側にいる人間が、憶測で話しているに過ぎないのではないか。ページをめくる度に過去にナ〇スドイツが行った非人道的な行為や最近問題視されている独りよがりな人道支援を連想させ、深々と考えさせらるばかりでした。
テーマ性、ストーリーの練り込み、文章表現の美しさ。どれをとっても『た
世離薀ぅ肇離戰襦戮琶夘佞韻蕕譴討鰐淆里覆気垢?SF界の文学作品だと思います。実際作者も1度出版社に持ち込んだ際にうちの文庫には合わないからやり直しと宣告され、現在連載中のものは修正版だそうです。
……といっても、この小説の見どころはやっぱりボーイ・ミーツ・ガール!幼少期に戦火に巻き込まれ、生きることに必死で恋など知らなかった年頃の2人が出会ったとき何を思うのかーー2巻からは篇ごとに舞台となる国を変えながら、2人を取り囲む人間模様を中心にストーリーが進みます。出会い・別れ・綻び・嫉妬!?と場面場面で様々な感情を見せる不器用なお2人さんの今後に注目です。
小説第3巻の最後まではアニメ化されているのですが、美麗なCGのメカデザインと澤〇弘之氏の音楽の数々に心打たれました。特に文字ではどう聞こえるのか分からなかった『亡霊の声』の表現が見事で、アニメ化によってより世界観を深みが加わったと思います。
ミクモ(* ̄▽ ̄)~~ ♪
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